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経済好調も政治状況一変 苦境の「オール沖縄」 知事選の行方は

沖縄県知事選への立候補を表明した玉城デニー知事(左)と元那覇市副市長の古謝玄太氏
沖縄県知事選への立候補を表明した玉城デニー知事(左)と元那覇市副市長の古謝玄太氏

 沖縄最大の政治決戦とされる沖縄県知事選は、新人で元那覇市副市長の古謝(こじゃ)玄太氏(42)に続き、玉城デニー知事(66)が出馬を表明したことで、事実上のスタートを切った。過去3回は、政府が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設計画の賛否が主要な争点になり、反対する候補が3連勝したが、2022年の前回選以降、移設問題を取り巻く政治状況は一変している。

辺野古転覆の矛先「オール沖縄」にも

 「移設阻止実現の大義は変わらないが、危機感を持っている」。移設に反対する政党や労働組合でつくる「オール沖縄」勢力の主要メンバーとして玉城氏を支える県議は、苦境に置かれる現状にため息をついた。

 移設先となる辺野古沖の埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤を巡り、政府が地盤改良工事に必要な設計変更を申請したのに対し、玉城氏は1期目の21年、知事権限で不承認とし、工事に待ったをかけた。しかし、2期目の23年に承認を迫る政府との法廷闘争で敗れ、工事を止める有効な手立てを失った。

 その後、工事が進むにつれ、争点としての移設問題は後景化。オール沖縄は求心力を失っている…

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