今年1月に米軍がマドゥロ大統領を拘束した後のベネズエラの情勢や民主化運動の今後の展望について、2024年の大統領選で同国中央部グアリコ州(人口約90万人)の野党リーダーとして活躍し、現在は国外で民主化運動を続けるペドロ・アントニオ氏(33)に聞いた。
ベネズエラはマドゥロ氏の拘束後、その側近で副大統領だったロドリゲス氏が大統領代行を務める。米国の圧力によってロドリゲス氏は政治犯の釈放などを進めるが、アントニオ氏は「まだ約600人の政治犯が刑務所にいる。特に政府への抵抗運動に関わった軍人たちは、ほぼ誰も解放されていない」と指摘。「インフレや電力事情など経済状況はむしろ悪化しており、国民の不満は強まっている」という。
24年7月の大統領選では政権寄りの選挙管理当局がマドゥロ氏の「勝利」を宣言したが、…
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