くしろ湿原ノロッコ号、今季の運行スタート 現車両は今年で最後

大きな展望窓から手を振る乗客たち=北海道釧路市のJR釧路駅で2026年4月25日午前11時13分、平山公崇撮影 拡大
大きな展望窓から手を振る乗客たち=北海道釧路市のJR釧路駅で2026年4月25日午前11時13分、平山公崇撮影

 日本最大の湿原、釧路湿原を走るJR北海道の「くしろ湿原ノロッコ号」が25日、今季の運行を始めた。老朽化した車両を廃止するため、現車両での運行は今年で最後となる。

 ノロッコ号は、釧路―塘路(とうろ)間約27キロを約45分かけてゆっくり走ることで、広い車窓から釧路川の蛇行やタンチョウ、エゾシカなどをながめることができる人気の観光列車。1989年に運行開始し、98年から稼働している2代目の現車両に。けん引する機関車は45年以上、客車も40年以上経過している。

釧路駅の金山宜史駅長の合図でゆっくりと出発するくしろ湿原ノロッコ号=北海道釧路市で2026年4月25日午前11時11分、平山公崇撮影 拡大
釧路駅の金山宜史駅長の合図でゆっくりと出発するくしろ湿原ノロッコ号=北海道釧路市で2026年4月25日午前11時11分、平山公崇撮影

 沿線自治体の首長らが出席したセレモニーでJR北の鬼頭知彰・釧路支社長は「苗穂工場勤務のころ、嵯峨野観光鉄道(京都)のトロッコ列車を見学し、設計した車両なので感慨深い」とあいさつ。この後、約130人が乗り込んだ車両は金山宜史・釧路駅長の合図でゆっくりとホームを出発した。

 ノロッコ号は10月4日まで1日1~2往復する。来年から運行する豪華観光列車「赤い星」「青い星」は道内各地のほか釧網線でも走る予定。【平山公崇】

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