ピーター・シンガー氏が語る動物倫理 「闘う哲学者」の目標とは

哲学者のピーター・シンガー氏=東京都目黒区で2026年4月18日、仲間礼撮影
哲学者のピーター・シンガー氏=東京都目黒区で2026年4月18日、仲間礼撮影

 「私たちがどのように感じるかではなく、何が正しいことか」

 哲学者で米プリンストン大名誉教授のピーター・シンガー氏が18日、東大駒場キャンパス(東京都目黒区)で講演した。

 2005年に米誌タイムの「世界で最も影響力のある100人」にも選出された、オーストラリア出身の79歳。生命倫理学が専門で動物倫理のほか、安楽死や飢餓救済などの分野で革新的な議論を展開してきた。また、理論研究だけでなく、社会運動にも身を投じる「闘う哲学者」としても知られている。

 シンガー氏は約半世紀前から、工場畜産や動物実験を「ヒト以外の動物に対する人類の専制政治」として批判を続けている。このような人間の行為は「種差別」に基づいており、道徳的に正当化することはできないという。

 種差別とは何か。

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