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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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「焼き場に立つ少年」など 国連本部で原爆展 核の衝撃を写真で

米ニューヨークの国連本部で開かれている「原爆展」=2026年4月28日午後1時23分、三木幸治撮影
米ニューヨークの国連本部で開かれている「原爆展」=2026年4月28日午後1時23分、三木幸治撮影

 核拡散防止条約(NPT)再検討会議を開催している米ニューヨークの国連本部で、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)による「原爆展」が開かれている。

 被爆者の苦しみと核兵器の恐怖を、写真や図表で分かりやすく伝えている。

 会場は国連本部の1階ロビーで、英語の解説を記した約50枚のパネルを展示。原爆投下後の長崎で亡くなった幼子を兄が背負う「焼き場に立つ少年」のほか、鉄道駅付近で遺体となった親子、熱傷を負った少女など、核の衝撃を伝える写真を選んで配置している。

原爆で亡くなった生徒がはいていた靴=米ニューヨークの国連本部で2026年4月28日午後1時41分、三木幸治撮影
原爆で亡くなった生徒がはいていた靴=米ニューヨークの国連本部で2026年4月28日午後1時41分、三木幸治撮影

 著名な被爆者の人生や非核運動の進展、被爆者と国連の関わりに焦点を当てた展示もある。被爆して変形した弁当箱や靴なども見ることができる。

 国連を見学に来たインドネシア人の大学生、ラクマデア・アイシャさん(31)は「核兵器についてよく分かる展示だ。国際秩序が揺らぐ中、人々は戦争で起こる結果と痛みを、常に思い出す必要がある」と語った。展示は6月1日まで。【ニューヨーク三木幸治】

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