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青赤のピッチサイドから

FC東京を愛するフォトグラファーがピッチサイドから見た景色、ピッチ内外で感じたことをお伝えします

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青赤のピッチサイドから

MatchPHOTO J1柏戦 試合を操る 橋本拳人

【柏-FC東京】後半、相手選手の突破を阻止するFC東京の橋本拳人選手(下)=三協フロンテア柏スタジアムで2026年4月29日、藤井達也撮影
【柏-FC東京】後半、相手選手の突破を阻止するFC東京の橋本拳人選手(下)=三協フロンテア柏スタジアムで2026年4月29日、藤井達也撮影

 <4月29日 J1百年構想リーグ 柏レイソル 1―3 FC東京>

 好調を維持する攻撃陣の手綱を握るのは、FC東京のボランチ・橋本拳人選手だ。

 「前へ前へというプレーはチームに勢いをもたらしてくれる。前線の選手には気持ちよくプレーしてもらいたい」

 長短のパス、ポジショニングでゲームをコントロールする。

 「前から奪いに行くタイミングとブロックを引くタイミングの精度はもう少し上げないといけない」

 3連勝のチームでも、反省点は忘れない。

 この日、3時間早く開始された試合で、首位を走る鹿島アントラーズが敗れた。後を追う2位のFC東京としては勝ち点3が欲しい場面。これまでのFC東京は大事なところで勝ち点を取りこぼす。そんな歴史が繰り返されていた。

 しかし、この日は違った。

 選手全員が試合前に鹿島の敗北を知りながらも、柏レイソルからしっかりと勝利を収めた。

 「決定力は試合ごとに上がっている。決めるところを決めているので勝ち点を積み重ねている」

 橋本選手も自信を口にした。

 写真の場面は、後半33分。カウンターから、柏のドリブラー・汰木康也選手がパスを受けて、前を向く。そのピンチを感じ取り、即座にタックルを成功させたのは橋本選手だった。

 「ギリギリのところでしたけど、みんなが体を張ってくれていたのでそこが勝利につながったと思う」

 橋本選手は、落ち着いたボールさばきで試合を組み立てるが、それだけではない。ディフェンスでは、激しく、強く、ピンチの芽を摘む。

 背番号「18」を背負うチームの心臓が安定しているからこそ、青赤は勢いに乗っている。【藤井達也】

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