ADHD学生の課題忘れ防ぐアプリ 阪大開発 自己肯定感向上も

アプリは「レポート」「小テスト」と簡単に選択入力でき、自由に書き込むことも可能=豊中市の大阪大学で2026年4月20日午前11時21分、前本麻有撮影
アプリは「レポート」「小テスト」と簡単に選択入力でき、自由に書き込むことも可能=豊中市の大阪大学で2026年4月20日午前11時21分、前本麻有撮影

 スケジュール管理ができない。課題があることすら忘れてしまう――。発達障害の学生の悩みを解消しようと、大阪大の前田由貴子・特任助教が、課題の提出期限などを管理するアプリ「タスクコム」を開発した。単位の取得不足による留年や休学を防ぎ、本人の自己肯定感の向上も期待できるとしている。

 発達障害の一つ、ADHD(注意欠如・多動症)の学生は、優先順位をつけて計画的に取り組むことが苦手で、忘れっぽい傾向があるとされる。高校までは親や担任の声かけで乗り切れていても、大学では履修登録から自分自身で対応しなければならず、課題提出を忘れて単位を落とすなど、学業に大きな影響が出るケースもあるという。

 開発した前田さんは公認心理師、臨床心理士の資格を持ち、同大学の「ウェルネス推進機構 健康支援相談センター」で、障害がある学生に必要な配慮の判断を担当している。アプリは、学生からの…

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