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水俣病

1956年に公式確認され「公害の原点」といわれる「水俣病」。高度経済成長期に未曽有の被害と差別を生み、救済の訴えは今も続く。

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「水俣病は終わっていない」 環境相懇談で訴えたが…募る不信感

水俣病患者・被害者団体との懇談のあいさつで「マイク切り」の件をわびる石原宏高環境相(中央)=熊本県水俣市で2026年4月30日午後4時53分、矢頭智剛撮影
水俣病患者・被害者団体との懇談のあいさつで「マイク切り」の件をわびる石原宏高環境相(中央)=熊本県水俣市で2026年4月30日午後4時53分、矢頭智剛撮影

 水俣病問題を巡る石原宏高環境相と被害者団体との懇談が30日、熊本県水俣市で始まった。

 水俣病の公式確認から70年。被害者側は課題解決につながる議論を期待したが、昨年までと同様に環境相が歩み寄る場面はほぼなく、不信感が募る内容となった。

 環境相との懇談は例年5月1日の犠牲者慰霊式に合わせて開かれていた。時間が限られる中、2024年の懇談で環境省職員が被害者の発言中にマイクを切った問題が起き、25年からは「十分に意見を聞くため」として2日間に拡大。今年も同様の日程となり、30日はまず6団体と意見を交わした。

「おわび」の後は…

 懇談は、石原氏がマイク問題について「改めておわび申し上げたい。…

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