中国、「日本の核武装」と題した文書提出 NPT会議で議論要求

NPT再検討会議で発言する中国代表=米ニューヨークの国連本部で2026年4月29日午後3時34分、三木幸治撮影 拡大
NPT再検討会議で発言する中国代表=米ニューヨークの国連本部で2026年4月29日午後3時34分、三木幸治撮影

 米ニューヨークで開かれている核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、中国は「日本の核武装」と題した文書を事務局に提出した。非核三原則を含む日本の核政策について、加盟国に「重要な議題」として議論し、日本の「核武装」を真剣に受け止めるように求めている。

 文書は29日付。中国は、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」とした非核三原則について、高市早苗首相が見直しを検討していると主張。日本の「核武装」は国際法に違反し、NPT体制への深刻な挑戦になると指摘している。

 また背景にあるのは、日本が「第二次大戦の侵略」を後悔しておらず、「敗戦国だということを受け入れていない」ことだとしている。

 中国は加盟国に対し、5月下旬まで続くNPT会議で、日本政府に非核三原則を守ることや日本が「核持ち込み」をしないことを再確認するよう要求。また、日本にある核兵器の原料となるプルトニウムを減らすための工程表を作り、国際原子力機関(IAEA)に査察強化を求めることが必要だとしている。【ニューヨーク三木幸治】

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