英国発祥の球技「クリケット」をスポーツツーリズムの核に据える栃木県佐野市が、人気漫画「黒執事」の登場人物がクリケットをプレーしているデザインのマンホールを作った。原作の競技監修に日本クリケット協会(佐野市栃本町)が協力したのがきっかけで、市は全5種類を佐野駅から市役所周辺の歩道上に設置した。
クリケットは、板状のバットでボールを打ち点を取り合う団体球技で、インドなど英連邦諸国を中心に人気がある。協会が2007年、同市を拠点候補に選んだのを機に市内小学校での競技体験などの普及活動が始まった。市は12年、クリケットを「佐野ブランド」に認定し、18年には旧田沼高校跡地に国際規格を満たす国際クリケット場を整備。「クリケットのまち」を掲げ、観光客や交流人口を増やすスポーツツーリズムの拠点に位置付けている。
「黒執事」は、枢(とぼそ)やなさんが06年から月刊まんが誌に連載中の人気シリーズ。19世紀の英国を舞台に、王室に近い名門貴族の若き当主とその執事がさまざまな事件を解決していく物語で、アニメ化もされている。
クリケットは王室からの命を受け、主人公たちが潜入する名門寄宿学校の伝統行事として描かれた。執筆に先立ち、…
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