不登校を経て定時制に進学 文科官僚が気づいた「普通」への思い
毎日新聞
2026/5/4 15:00(最終更新 5/4 15:00)
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小中学生の頃に不登校を経験した文部科学省官僚の藤井健人さん(33)は、進学した定時制高校では赤点を恐れ、強迫観念に駆られて勉強を続けた。そして、大学受験を視野に入れた時に気づいたこととは――。【聞き手・斎藤文太郎】
不登校の子どもが増えています。さまざまな苦労を経て文科省に入省した藤井さんにこれまでの経験を聞きました(全3回の第2回)
第1回・カーテン閉め切り、ゲームに没頭 文科官僚が振り返る不登校経験
第3回は5月下旬までに公開予定です。
母も気づいた「この高校には行けない」
不登校は小学校4年生の半ばから中学卒業まで5年強続きましたが、高校には行きたいと思っていました。
当時住んでいた自宅近くに全日制高校があり、家の前を制服姿の生徒が行き交うのを小さい頃から見ていました。自分もいつか高校生になったらここに通うんだと当たり前のように考えていました。
引きこもっていた中学3年の春ごろでした。中学の先生から進路をどう…
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