図書館と遊戯施設、カフェなどが一体となった「ユートミヤ(富谷市複合図書館)」が1日、宮城県富谷市成田にオープンした。「富谷」と「ユートピア」(理想郷)を掛け合わせた愛称で、バリアフリーにも配慮されており、市民が憩う理想の場となるよう願いが込められている。
建物は2階建てで延べ床面積は3230平方メートル。開放的な吹き抜けが特徴で、館内では楕円(だえん)を描くような緩やかなスロープをつたって2階へ上ることができる。
真っ白に統一された遊具が印象的な屋内遊戯施設「とみのわパーク」では季節や天候に関係なく遊べる。カフェなどが入る「スイーツステーション」では、ブルーベリーなど地元食材を用いたスイーツやユートミヤ限定のブレンドコーヒーなどを楽しめる。
母親がボランティアで施設開館に関わっていたという小学6年の相沢頼人さん(11)は「オープン前から楽しみにしていた。家族とまた来たい」と満足そうだった。
施設はバリアフリーにも力を入れている。設計に携わった建築士の和順新さん(37)は「スロープの勾配を緩やかにした。車椅子の方も動きやすいのでは」と語った。施設のロゴをデザインし、車椅子で来館した幸谷圭都さん(27)は「多目的トイレに大人用ベッドまであって良い」と話していた。【岩田優希】