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市民の怒り原動力に 「図書館戦争」制した清瀬市長、就任1カ月

当選を決め支援者と勝利を喜ぶ原田氏(前列中央)=東京都清瀬市で2026年3月29日午後10時49分、矢野純一撮影
当選を決め支援者と勝利を喜ぶ原田氏(前列中央)=東京都清瀬市で2026年3月29日午後10時49分、矢野純一撮影

 東京都清瀬市で共産党籍の原田博美市長(50)が誕生してほぼ1カ月になる。2期目を目指した渋谷桂司氏(52)と一騎打ちとなった選挙戦の原動力となったのは、前市長が進めた図書館閉館に憤る普通の市民の怒りだった。ただ、議会では少数与党で、市民派を掲げる原田氏の手腕が今後、試される。【矢野純一】

 「住民自治を取り戻す選挙だった」。清瀬駅前のホールで4月18日、選挙運動の母体となった「市民とともに市政を変えるきよせの会(きよせの会)」が主催した集会で原田氏があいさつした。立ち見も出るほど集まった約150人の市民からは大きな拍手が湧き起こった。

 3月29日投開票の市長選では、共産、社民の推薦を受けた元市議の原田氏が1万3064票を獲得し、自民、公明の推薦を受けた現職の渋谷氏を1318票差で破った。

味方になった6000人の有権者

 共産市議や原田氏を支援した市議が前回市議選で獲得した票は計約7000票。つまり、前回は共産系候補らに見向きもしなかった約6000人の有権者が、渋谷市政に「ノー」を突きつけた形だった。

 集会には初めて選挙運動に携わったという大沢秀子さん(79)の姿もあった。

 「完全にノンポリです」と大沢さん。全共闘世代だが、1969年の東大安田講堂の攻防も「ひと…

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