日本政府のありえない大過失 「皆殺しのルメイ」に贈った勲一等

米軍の爆撃で焼け野原になった東京・浅草周辺=東京都台東区で1945年9月5日(米国防総省提供)
米軍の爆撃で焼け野原になった東京・浅草周辺=東京都台東区で1945年9月5日(米国防総省提供)

 米国とイスラエルのイラン空爆で始まった戦争が続いている。

 4月1日、トランプ米大統領はホワイトハウスで国民向けに演説し、米側の要求が受け入れられなければ「今後2~3週間でイランを石器時代に戻す」と言い放った。

 この言葉でカーチス・ルメイ(1906~90年)を思い出した人は多いだろう。第二次世界大戦で米航空部隊を指揮してドイツや日本を爆撃した。

 日本での最初の大きな「戦果」は45年3月10日の東京大空襲だった。戦略爆撃機B29の大部隊が下町を焼夷(しょうい)弾で焼き払い、子どもや高齢者ら多くの非戦闘員を含むおよそ10万人を虐殺した。

 司令官だったルメイは戦後、著書で東京大空襲を「近代航空戦史上で画期的なできごと」と自賛した。

 東京だけでなく大阪、名古屋、横浜といった大都市から地方の中小都市まで、無差別攻撃を繰り返した。

 ルメイは終戦後も出世を重ね、空軍参謀総長まで上り詰めた。ベトナム戦争で再び虐殺爆撃を計画し、「ベトナムを石器時代…

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