和歌山が選ばれた理由は海? 英名門私立の「一生残る」体験学習

取材に応じるゴードンストウン・ジャパンの根岸正州理事長(左)とゴードンストウン・インターナショナルのパメラ・ミュアCEO=和歌山市で2026年4月16日午後0時15分、加藤敦久撮影
取材に応じるゴードンストウン・ジャパンの根岸正州理事長(左)とゴードンストウン・インターナショナルのパメラ・ミュアCEO=和歌山市で2026年4月16日午後0時15分、加藤敦久撮影

 2027年9月に和歌山市で姉妹校の開校を予定する英国のパブリックスクール(名門私立校)「ゴードンストウン校」。どんな学校なのだろうか。国際部門であるゴードンストウン・インターナショナルのパメラ・ミュアCEOと姉妹校の運営を担う学校法人OCC(大阪市)の根岸正州理事長が毎日新聞のインタビューに応じ、その一端を明かした。伝わってきたのは「海」への並々ならぬ情熱だった。【釣田祐喜】

「良い教育」へ「1対5」

 近年国内への進出が相次ぐ英国のパブリックスクール。入学後の高額な費用が知られ、和歌山市の姉妹校「ゴードンストウン・ジャパン・ウエスト校」でも学費と寮費を合わせれば年間1000万円近いと見込まれる。小6~高3に当たる7学年が学ぶ。学費や寮費が免除の特待生制度もあるが、費用がかさむ要因について、根岸さんが説明するのに挙げたのがゴードンストウン校の「1対5」という比率だ。

 1人の教職員に対し5人の生徒がいるという意味で、教員1人が数十人の生徒を担当する日本の中学や高校と大きく異なる点だと強調。そして「良い教育を進めるにはその分多くの教職員を集めなければならない。グローバルに人材を集めるために学費は高額になる」と話す。

伝統の「セーリング」

 またミュアさんは「ゴードンストウンの中心のコンセプトは生徒に苦労させること。苦労を通じて学んでいく」と重きを置く点を説明する。

 多くの教職員が関わり、生徒たちが苦労しながら得る学び――。それを体現…

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