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佐々木八段、馬も飛車も捨て華麗な勝利 A級順位戦観戦記

A級順位戦で中村太地八段(右)に勝ち、残留を決めた佐々木勇気八段(左)=東京都渋谷区の将棋会館で2026年1月27日、丸山進撮影
A級順位戦で中村太地八段(右)に勝ち、残留を決めた佐々木勇気八段(左)=東京都渋谷区の将棋会館で2026年1月27日、丸山進撮影

 A級順位戦▲佐々木勇気八段(対局時3勝4敗)―△中村太地八段(同2勝5敗)戦は、残留を争う者同士の大一番。両者は序盤から趣向を凝らし、自然な手を重ねた佐々木八段が徐々に優位に立ち、馬も飛車も捨てて華麗に寄せ切った。中村八段はいよいよ追い込まれた。観戦記は加藤まどかさん。

第1譜(1―36)

▲2六歩  △8四歩  ▲2五歩  △8五歩

▲7六歩1 △3二金  ▲7七角  △3四歩1

▲6八銀1 △4四角3 ▲1六歩3 △2二銀

▲1五歩25 △3三銀  ▲7八金2 △6二銀

▲4八銀44 △5二金1 ▲4六歩1 △7四歩

▲4七銀2 △5四歩2 ▲3六歩3 △5三角16

▲3七桂2 △4四歩  ▲4八金37 △4三金右33

▲2九飛24 △7三銀14 ▲4五歩5 △6四銀10

▲6六歩3 △7五歩19 ▲6七銀  △4一玉(第1図)

(持ち時間各6時間 消費▲2時間33分△1時間39分)

重苦しい対局室

 東京・将棋会館の陽響(ひびき)の間に初めて入る。鍾馗(しょうき)の間とのふすまは外されて一続きの大広間のようだ。対局者が来ないうちに特別対局室のJRAの特別パネルを見学に行った。1月の本欄観戦記によると、近藤誠也八段のテンションを上げたとのこと。予想より大きく存在感があり、写真の競走馬が飛び出してきそうで確かに気持ちが弾んだ。

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