昭和レトロな旧商家の1階 グラフィックデザイナーが営む書店
毎日新聞
2026/5/6 14:00(最終更新 5/6 14:00)
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近未来的なスタイルの西武特急「ラビュー」で池袋から40分、埼玉県飯能市の商店街は、町家や土蔵、看板建築、昭和レトロの店が混在し、どこか懐かしさを感じさせた。
「高麗横丁」に面した築60年ほどの木造2階建て商家の正面に、「森口金物店」と大きな看板。目をこらすと、角に「本」と書かれた小さな袖看板がある。
改装して事務所を置くグラフィックデザイン会社「ひとりごこち」は3月、その1階に書店をオープンさせた。
大きなガラス戸の外観はそのままに、2階の事務所との吹き抜けを設け、柱の一部を露出。開放的な空間に、約1700冊をそろえる。自然系の写真集やイラスト集、意匠を凝らした自費出版本も目に楽しい。
「本を読むことは、自分だけの『居場所』を作ることです」と書店責任者の神岡紗緒さん(26)がほほ笑んだ。…
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