阪神大震災(1995年1月)で妹の加藤はるかさん(当時11歳)を亡くした神戸市西区の菊地いつかさん(46)が2日、石川県七尾市の認定こども園で、妹ゆかりの「はるかのひまわり」の種をまいた。集まった被災者には、「太陽に向かって咲くヒマワリを眺めれば、青空ってこんなにきれいだったんだな、と思える日がきっと来ます」と、自身の経験を基に語りかけた。【中尾卓英】
31年前のあの日、はるかさんは全壊した神戸市東灘区の自宅の下敷きになって亡くなった。生前、隣の家のオウムに与えていたヒマワリの種が発芽し、その年の夏に花を咲かせた。その種はいつかさんをはじめ、はるかさんを知る人の手で花を咲かせ続け、今では全国の子どもが植える、心の復興のシンボルとなっている。
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