ある日の夕方。愛知県立熱田高校(名古屋市熱田区)サッカー部の練習場をのぞくと、テーブルを挟み、ボールを頭を激しく振って打ち返したり、足を自分の頭より高く上げてたたきつけたりして、迫力のあるラリーが繰り広げられていた。部員がプレーしていたのは、卓球とサッカーの要素を組み合わせた「テックボール」だ。
テックボールは2月、アジア大会の正式競技として急きょ追加された。2012年にハンガリーで発祥。日本テックボール協会によると日本では17年ごろから親しまれ、国内の競技人口は100人ほどという。このうち半数が日本代表を目指して本格的にプレーしている。
卓球台に似た湾曲したテーブルを使い、1対1のシングルスか2対2のダブルスで対戦。ボールに勢いがついてサッカーの浮き球に近い動きとなるため、頭や足での繊細なコントロールが求められる。相手のテーブルにボールを返す際のタッチは3回までで、手以外の体の部位が使える。
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