「片づけられない女たち」翻訳者の願い 違い、受け流す社会に /北海道

「片づけられない女たち」=札幌市中央区で2026年2月11日撮影
「片づけられない女たち」=札幌市中央区で2026年2月11日撮影

00年にヒット 発達障害に光 反響に「功罪」

 2000年、米国で飛ぶように売れていた一冊の本が日本でもベストセラーとなった。タイトルは「片づけられない女たち」。整理整頓や家事、スケジュール管理がうまくいかないのは「だらしないから」ではなく、発達障害の一種「注意欠陥障害(ADD)」が原因かもしれない――と説いた本だ。邦訳を手がけたのは、翻訳家のニキリンコさん(奈良県在住)。当時、日本であまり知られていなかった問題に光を当てたが、30代で発達障害の診断を受けた当事者でもあるニキさんは本のヒットを「功罪があった」と振り返る。なぜか。【伊藤遥】

 周囲となじめず、幼少期はいじめられたり、学校の先生から「低能児」と言われたりしてきたというニキさん。

この記事は有料記事です。

残り2172文字(全文2494文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

1時間
24時間
SNS

スポニチのアクセスランキング

1時間
24時間
1カ月