福島市東部で昨年7月、研究者によって新たに確認された、猫を神様としてまつる「猫神社」。同神社から発見された「猫絵馬」が宮城県村田町歴史みらい館(同町村田迫)で初めて公開されている。かつて地域の産業を守るため願いを込めて絵馬に描かれた、さまざまな表情の猫たち。他にも猫が彫られた石碑や石像など、猫をめぐる新史料を見ることができる貴重な機会になっている。6月7日まで。【岩間理紀】
キツネや狛犬と比べると見かけることは少ないが、猫にまつわる信仰がある神社は東北地方をはじめ各地に点在。特に養蚕業が盛んだった地域では、猫は蚕や繭を食い荒らすネズミを退治する「守り神」として石に彫られたり絵馬に描かれたり。ネズミよけや繭の豊作を祈願する猫信仰が各地で紡がれてきた。
この記事は有料記事です。
残り706文字(全文1035文字)