神社仏閣への参拝の証となる「千社(せんしゃ)札」の企画展が、富士宮市の県富士山世界遺産センターで開かれている。寺社の柱や門に、名前を書いた紙が貼られているのを目にしたことのある人は多いだろう。担当者は「江戸時代から今につながる千社札文化の奥深さ、色鮮やかさを楽しんでほしい」と来館を呼びかける。
千社札は江戸時代に、参拝の記念や願掛けの目的で始まった。木版刷りで名前や地名を記した貼札は、経年で和紙が風化すると墨の文字だけが柱などに残り縁起が良いとされる。名刺代わりに交換され、愛好家グループが発足するとカラー刷…
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