安全な地上業務のために先手 新千歳空港、新規参入に独自要件

飛行機から荷物を搬出するグラハン事業者ら=新千歳空港で2026年4月22日午前8時46分、和田幸栞撮影
飛行機から荷物を搬出するグラハン事業者ら=新千歳空港で2026年4月22日午前8時46分、和田幸栞撮影

 北海道エアポート(HAP)は4月から、新千歳空港で航空会社からの委託を受け、手荷物の積み込みなどを担うグランドハンドリング(グラハン)事業者について、新規参入に独自要件を定めた。国際線の旅客数増加を見込み、サービスの維持を目的とした国内初の取り組みだという。

 新千歳空港ではHAP側がグラハン事業者の営業を許可し、2026年4月現在、大手航空会社の関連企業や地元企業のほか、外資企業など約20のグラハン事業者が参入している。

 独自要件の適用対象になるのは、国外の航空会社と契約するグラハン事業者。安全管理責任者の実務経験が3年以上や、荷物の積み下ろしや航空機の誘導などの作業に必要な資格を持ち、欠員補充のために人員の約2倍が確保されている、といった10の要件を設定し、営業可否を判断する。

 独自要件を設けた背景には、グラハン事業者の契約形態がある。

 国内の航空会社と契約するグラハン事業者は、事業にあたって事前に航空法に基づく国のチェックが必要。しかし、国外の…

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