カンボジアメディアは5日までに、現地当局が首都プノンペンで特殊詐欺拠点の取り締まりを実施し、日本人男性1人を「救出」したと報じた。現地当局の発表として伝えた。
英字紙「クメール・タイムズ」などによると、当局は4日、市内の集合住宅を家宅捜索し、数十台の電子機器を押収。詐欺に関与した疑いなどで、中国人やベトナム人など計16人を拘束した。
また、この摘発で日本人男性1人を保護したと発表した。男性は人身売買目的で、国内の複数の州をまたいで移送されていた可能性があるという。
カンボジアを含む東南アジアでは近年、特殊詐欺拠点の摘発が相次いでいる。日本人の関与も確認される一方、偽の求人でだまされ、詐欺に加担させられる人身取引の被害も指摘されている。【バンコク国本愛】