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習近平の中国

習近平体制は党大会を経て3期目が始動。権力集中が加速する異例の長期政権は、どこに向かうのでしょうか。

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激動期の安保

東南アジア対米不信は中国に“追い風” 「世界最大海軍」で圧力

トランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席=韓国・釜山で2025年10月30日、ロイター
トランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席=韓国・釜山で2025年10月30日、ロイター

 中国の軍事力増強で、アジア太平洋地域の軍事バランスは大きく変わった。さらに、同盟国の米国は国際秩序全体を支える意思や能力を低下させ、どの地域にどの程度関与するのかが不確実になっている。激動の時代に入った世界情勢を追う。

トランプ2.0は「好機」

 日本がアジア太平洋地域の同志国との連携強化を急ぐ中、中国は第2次トランプ政権下の米国に対する地域諸国の信頼低下を「好機」ととらえ、関係の深化や影響圏の拡大を図っている。

 「国際情勢の変動が加速し、一方的ないじめ行為が勢いをふるっている。中国とベトナムは発展と安全という二つの重要事を共に計画していく必要がある」

 3月16日、ハノイで開かれた外務・防衛・公安担当の閣僚による初の協議(3プラス3)。中国の王毅外相は、…

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