こどもの日の5日、赤ちゃんの健やかな成長を願う恒例の「広島泣き相撲」が広島市中区の広島護国神社であった。生後6カ月~1歳半の男女約700人が紅白の鉢巻きと法被、化粧まわしを身につけ、青空の広がる境内に元気な泣き声を響かせた。
ルールは2人1組に分かれ、土俵の上で互いに顔を突き合わせ先に泣き出した方が勝ち。行司が顔を近づけ「のこった、のこった」と声をあげると、すぐに泣き出したり、きょとんとしたまま動じなかったりする子もいて、会場は温かい歓声と拍手に包まれた。
1歳5カ月の次女、絃叶(いとか)ちゃんを連れて参加した広島市安芸区の会社員、奥野仁美さん(42)は長女に続き2回目の参加となった。「土俵では緊張して泣かなかったが、終わってから大泣きした。これからもすくすくと成長してほしい」と笑顔を見せた。【井村陸】