天高く演舞 300年以上の春の伝統「継ぎ獅子」始まる 愛媛

勇壮な姿の「三継ぎ」=愛媛県今治市で2026年5月5日、松倉展人撮影 拡大
勇壮な姿の「三継ぎ」=愛媛県今治市で2026年5月5日、松倉展人撮影

 人の肩の上に人が立ち、三継ぎ、四継ぎと天に向かって演舞が連なっていく愛媛県無形民俗文化財「継ぎ獅子」が今治市の春祭りで始まった。24日までの土、日曜に市内の各神社で楽しめる。

 江戸時代から300年以上受け継がれたとされる春の芸能。市内各地区の保存団体が伝承を重ねてきた。5日は同市桜井の綱敷天満神社で「桜井浜獅子保存会」が力感たっぷりに継ぎ獅子を披露した。

 太鼓の音とともに三継ぎ、四継ぎと高く組み上がり、最上段の子ども「獅子児(ししこ)」が扇などを使って高度な技を決めると、大きな拍手が続いた。十数年ぶりに訪れたという同市の村上亜希さん(41)は「少子化なのに子どもたちの参加が増え、りりしい姿に感動しました」と、祭りの盛り上がりを喜んでいた。【松倉展人】

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