みそやしょうゆ製造を江戸時代から続けてきた老舗・石孫本店(秋田県湯沢市)は創業170周年を記念し、製造の過程で出るしょうゆのかすを生かした味噌「孫左ヱ門(まござえもん)味噌 廻(めぐる)」を発売した。しょうゆかすは栄養豊富だが有効利用は長年の課題で、同社は新たな販路や活用の形を模索している。
同社によると、「廻」は契約農家の高橋幸一さんの田んぼにしょうゆかすを肥料として加え、その米を原料にして製造した味噌。しょうゆかすに含まれる酵母の働きにより、脂質や炭水化物が増えてより栄養が増えた。同社の素材を有効活用したことから「廻」という名前にした。
しょうゆかすは、大豆や麦の原料が麹や酵母の働きで発酵して柔らかい状態になった「もろみ」を絞った後に残る。しょうゆを作る際に原料の3割ほどにもなるという。
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