長崎市南部にある「ベネックス恐竜博物館」(同市野母町)の展示物でひときわ目を引くのは、肉食恐竜ティラノサウルス(全長約13メートル)の全身骨格のレプリカだ。愛称は「トリックス」。2013年、米国でオランダの研究者らにより発掘された、世界最大級のティラノサウルスだ。
「捕食する時の顔の角度に注目してほしい。今にも食べられそうな顔が一推しです」。学芸員の加藤心太さん(26)が話す。
長崎半島の西海岸一帯にある白亜紀後期(約8000万年前)の三ツ瀬層では、04年に見つかった化石が草食恐竜のハドロサウルス類の大腿(だいたい)骨と判明し、県内初の恐竜の化石となった。ティラノサウルス科の歯も発掘されている。
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