多くの報道機関が加盟している日本新聞協会の新聞倫理綱領には、「正確と公正」「人権の尊重」が順守すべき事項として記されている。これらは公益通報制度の根幹に関わるため、取材源(通報者)の秘匿性を前提に、報道機関の使命として制度に向き合うことに大きな意義がある。
「『公益通報』を問う」のキャンペーン報道は、警察や民間企業といったジャンルを問わない事例を紹介している。正義感を持って声を上げた通報者が辛酸をなめている実態があり、通報者を守りきれていない現状と課題を伝えている。これは公益通報者保護法の果たすべき役…
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