「逃げたかった。息子を幸せにしたい気持ちだったが、憎い思いも抱いていた」。26歳のシングルマザーは法廷で涙ながらに心境を明かした。夜職に就いて家計をやりくりしたが、電気の供給がついに止まった。真夏の自宅に5歳の長男を置き去りにして、知人の家に出かけた。無垢(むく)な息子は、そんな母を見送り手を振っていた。
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「逃げたかった。息子を幸せにしたい気持ちだったが、憎い思いも抱いていた」。26歳のシングルマザーは法廷で涙ながらに心境を明かした。夜職に就いて家計をやりくりしたが、電気の供給がついに止まった。真夏の自宅に5歳の長男を置き去りにして、知人の家に出かけた。無垢(むく)な息子は、そんな母を見送り手を振っていた。
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