アート
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ウガンダ出身農家が絵画展 コーヒー豆など販売、収益で母国支援
2026/5/5 13:45 462文字北九州市小倉北区馬借の画廊&喫茶「Space216」で、ウガンダ出身で農家を営むチャールズ・キイムバさん(61)=福岡県粕屋町=が描いた絵画の作品展が開かれている。母国から取り寄せた上質なコーヒー豆も販売しており、収益はウガンダの子どもたちの教育支援に充てるという。 展示してある作品はいずれも非売
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「対馬丸」繰り返すのか 田島征彦さんが新作絵本で投じる一石
2026/5/5 08:00インタビュー 2854文字最後の“宿題”の提出期限が早まった。 「啓子(けいこ)さんの生涯をかけた訴えが軽んじられている」と感じたからだ。 型絵染めの技法を駆使する絵本作家、田島征彦さん(86)の新作「ガージュー先生 対馬丸事件を生きぬいた少女の物語」(童心社)には世界の現状への怒りや、未来への思いがにじむ。 ◇疎開船の悲
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チームラボ×養老渓谷 夜の野外アート展開催中 千葉
2026/5/4 17:13 440文字国際的なアート集団「チームラボ」による夜の野外アート展が、千葉県市原市と大多喜町にまたがる養老渓谷で開かれている。渓谷の豊かな自然と最新のテクノロジーが融合したアート空間が広がる。 チームラボはアーティスト、プログラマー、CGアニメーターなどで構成されるアート集団で、デジタル技術を駆使した作品を生
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作家の息づかいを本に落とし込みたい 祖父江慎さんが目指すもの
2026/5/4 09:00 1958文字新しい発想で本の装丁やデザインに取り組み続けたブックデザイナー、祖父江慎(そぶえ・しん)さんが3月15日、亡くなりました。66歳でした。 型にはまらない発想の根底には、何があったのでしょうか。 日本の出版文化と共に歩んだその人生を、毎日新聞朝刊「私の記念碑」(2024年1月)の記事を再掲し、上中下
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くすぐったさを本に 乱丁をブックデザインする祖父江慎さん
2026/5/3 09:00 1937文字新しい発想で本の装丁やデザインに取り組み続けたブックデザイナー、祖父江慎(そぶえ・しん)さんが3月15日、亡くなりました。66歳でした。 型にはまらない発想の根底には、何があったのでしょうか。 日本の出版文化と共に歩んだその人生を、毎日新聞朝刊「私の記念碑」(2024年1月)の記事を再掲し、上中下
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ブックデザイナーでも読むのは苦手 祖父江慎さんが打ち明けた日
2026/5/2 09:00 1987文字新しい発想で本の装丁やデザインに取り組み続けたブックデザイナー、祖父江慎(そぶえ・しん)さんが3月15日、亡くなりました。66歳でした。 型にはまらない発想の根底には、幼少期から持つ「本が読めない」感覚があったといいます。 「鍵っ子」だった子供時代の思い出から、研究者顔負けの夏目漱石コレクターとし
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映画の推し事
サザエさんと首相夫人にミニスカートを履かせた60年代のアイコン「ツイッギー」
2026/5/1 22:00 2957文字1960年代、ロンドンはスイングしていた。音楽が街を揺らし、若者たちの鼓動がそのまま時代のリズムになっていた。 ビートルズやローリング・ストーンズが生まれ、クラブからあふれ出した音楽は海を越え、世界を熱狂へと巻き込んでいった。 カーナビーストリートやキングスロードには新しい装いの若者たちが行き交い
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ART
銃後の女性が暴くもの 東京・六本木で嶋田美子展
2026/4/27 13:09 838文字ホワイトキューブに“整列”する12着のかっぽう着。それぞれから赤い腰ひもが垂れ、先端におもちゃのピストルや戦没者の写真、軍人勅諭の冊子が結ばれている。「家庭的な女らしさ」を象徴する純白のかっぽう着と、暴力や死を連想させる品々。それらをつなぐインスタレーションは、女性の身体が、家父長制を土台にした国
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ART
世界を問う「際」の風景 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭
2026/4/27 13:06 1988文字世界が混迷を極める中、ギリギリの際(きわ)に立った時、そこにはどんな景色が広がっているのか――。 「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」が京都市内12会場で始まった。今年のテーマは「EDGE(エッジ)」。断崖に身を置くような緊張感をはらんだ場所、中心から離れた周縁、破滅と誕生がせめぎ合う場――
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鮮やかな色彩で描く動物 広島のアーティスト、独自の感性で魅了
2026/4/26 11:15 971文字広島市中心部と郊外を結ぶ新交通システム・アストラムラインの本通駅で、ある広告の絵に目が留まった。安佐動物公園(同市安佐北区)の広告で、鮮やかな黄緑色の背景に、キリンやゾウ、ペリカンなどの動物が同じ方向を向いて描かれ、まるで行進しているかのようだ。作者は上村福銖さん(36)。障害のある人の芸術活動を
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志摩スペイン村の博物館リニューアル ガウディの展示充実 三重
2026/4/22 15:45 457文字三重県志摩市のテーマパーク「志摩スペイン村」で、スペインの文化や歴史を紹介している施設「ハビエル城博物館」が18日にリニューアルオープンした。スペインの建築家アントニ・ガウディ(1852~1926)の展示などが新設された。リニューアルはスペイン村が開園した1994年以降初めて。 改装では、ガウディ
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韓国の博物館、来館者数で世界3位に 大英博物館超えの理由とは
2026/4/21 15:00深掘り 1907文字2025年の世界の博物館・美術館の来館者数ランキングで、韓国の国立中央博物館が3位に躍り出た。ランキングを発表した英美術月刊紙「アート・ニュースペーパー」は「最も目覚ましい伸び」と評価。人気をけん引したのは、韓国人客の急激な増加だ。若者を中心に広がる「ある流行」の影響があるという。 同紙によると、
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国立博物館に稼ぐ「ノルマ」 未達なら再編も 現場は戦々恐々
2026/4/20 17:00深掘り 1807文字国立の博物館と美術館について、文化庁は今年度から5年間の中期目標に、自己収入の数値目標を初めて設定した。 2030年度までに、展示にかかる運営費のうち、65%以上を入館料などの自己収入でまかなうよう求める内容で、29年度の時点で40%を下回る館は再編の対象となる。 少子高齢化による税収減が見込まれ
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ART
ほぐした言葉のあわい 神奈川・鎌倉で福田尚代展
2026/4/20 13:13 1782文字言葉は粒子――。美術家の福田尚代さんは、そう語る。意味を持った言葉は、ひとつひとつの文字に分解され、小さな粒子となって解き放たれ、並び替えられて、また違う言葉や文章をつくっていく。 <凪(な)いだ澪(みお)で蓮(はす)が開き遠い風の虚空で舞う……この世界を解き明かす果てを見たいな(ないたみおてはす
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ART
大阪で絹谷幸二追悼展 警鐘と希望、鮮烈な祈り
2026/4/20 13:13 959文字昨年逝去した画家、絹谷幸二の追悼展が、絹谷幸二天空美術館(大阪市北区)で開かれている。生乾きのしっくいに顔料で描くアフレスコ画技法と現代的感覚を融合した独特の画風で知られる。赤や黄色、青など鮮やかで明るい色彩の印象が強いが、作品は常に人間や社会を見つめ、深い精神性を備える。 1943年生まれ、奈良
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本物そっくり? 「高精細」技術で国宝を再現 福島で企画展
2026/4/18 14:30 814文字葛飾北斎、尾形光琳といった日本を代表する絵師の国宝級の作品を、キヤノン(東京都)が持つ最先端のデジタルイメージング(画像化、視覚化)技術で忠実に再現した「高精細複製品」の企画展「国宝・名宝が福島にやってくる!?」が18日~5月31日に福島市写真美術館「花の写真館」(同市森合町)で開催される。入場無
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報道写真と広告写真を比べる企画展 東京・港区 5月18日まで
2026/4/15 13:15 335文字ニュースと広告の写真から撮影意図や手法を見比べる企画展「報道写真記者と広告写真家の仕事。」が東京都港区港南2のキヤノンオープンギャラリー2で始まった。 報道と広告の写真計36点が交互に並び、説明文も読みながら表現の違いを比較できる。報道写真の赤く染めたデモ参加者の手と広告写真の赤いバラを載せた手を
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ART
箱根から始まる創造の旅 「SPRING」展 神奈川・ポーラ美術館
2026/4/13 13:10 1751文字春。新たな始まりを予感させる季節。英語のSPRING(スプリング)には「泉」「跳ねる」といった意味もある。ポーラ美術館(神奈川県箱根町)で開かれている「SPRINGわきあがる鼓動」展は、アートを生むさまざまな創造の源泉に触れようとするものだ。古今東西の作品約120点を巡る旅は、館の足元・箱根の地か
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ART
色づく空間、幾何学的建築 篠原一男「上原曲り道の住宅」初公開 東京
2026/4/13 13:09 905文字「住宅は芸術である」との信念を持ち、個人の住宅設計に情熱を注いだ建築家、篠原一男(1925~2006年)。その設計による名作住宅「上原曲り道の住宅」(東京都渋谷区)が1978年の完工以来、初めて公開された。 篠原は東京理科大の前身、東京物理学校で数学を学んだのち建築に転向。東京工業大(現・東京科学
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イモリ、バッタ、カエルの行列 「千蟲戯画」の限りない魅力
2026/4/11 09:45 1119文字無数の昆虫や両生類、爬虫(はちゅう)類たちがにぎやかに行列を繰り広げる絵「千蟲戯画(せんちゅうぎが)」。愛媛県久万高原(くまこうげん)町の町立久万美術館所蔵の絵だ。実際に描かれた生物は何か。その生態は――。同町の面河(おもご)山岳博物館の学芸員が読み解く企画「生き物の専門家が見る千蟲戯画」が同館の
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