特集
防衛強化 南西シフトの現場
軍事力を拡大する中国などを念頭に、政府は防衛力強化を急ぐ。防衛体制の「南西シフト」が進む九州・沖縄の現場で何が起きているのか、探った。
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台湾有事の地下シェルター「足りている」 政府見解に渦巻く不安
2026/5/3 12:00深掘り 2140文字台湾有事を念頭に、政府が「最前線」として防衛力強化を急ぐ沖縄県・先島諸島。2016年以降、陸上自衛隊の駐屯地開設や部隊増強が着々と進む一方で、非戦闘員が武力攻撃から身を守る地下シェルターの建設工事はこれから本格化する。しかし、シェルターの数を巡って政府と地元には認識のずれがあるようだ。 ◇民間の地
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「ミサイル持ち込まない」合意との整合性は? 困惑する静岡住民
2026/3/31 18:35 992文字31日に熊本、静岡両県の陸上自衛隊駐屯地に配備された長射程のスタンドオフミサイル。有事の際には反撃能力(敵基地攻撃能力)として使われることが想定され、専守防衛の「盾」に徹して「矛」の役割を米国に委ねてきた戦後日本の安全保障政策の転換点となる。駐屯地周辺の住民からは「相手国の標的になるのでは」と不安
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反撃能力「保有」へ 行使に不透明さ、戦力化には課題も
2026/3/31 17:47図解あり 1815文字31日に熊本、静岡両県の陸上自衛隊駐屯地に配備された長射程のスタンドオフミサイル。有事の際には反撃能力(敵基地攻撃能力)として使われることが想定され、専守防衛の「盾」に徹して「矛」の役割を米国に委ねてきた戦後日本の安全保障政策の転換点となる。駐屯地周辺の住民からは「相手国の標的になるのでは」と不安
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説明会ないまま長射程ミサイル配備 国に不信感抱く熊本の住民
2026/3/31 17:24 1164文字31日に熊本、静岡両県の陸上自衛隊駐屯地に配備された長射程のスタンドオフミサイル。有事の際には反撃能力(敵基地攻撃能力)として使われることが想定され、専守防衛の「盾」に徹して「矛」の役割を米国に委ねてきた戦後日本の安全保障政策の転換点となる。駐屯地周辺の住民からは「相手国の標的になるのでは」と不安
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北朝鮮や中国も射程圏に…長射程ミサイル配備で「専守防衛」転換
2026/3/31 17:22図解あり 1021文字防衛省は3月31日、有事の際の反撃能力(敵基地攻撃能力)にもなり得る長射程のスタンドオフミサイルを、陸上自衛隊の健軍駐屯地(熊本県)と富士駐屯地(静岡県)に配備した。スタンドオフミサイルの部隊配備は初めて。自衛隊は、相手国の射程圏外からミサイル発射拠点などをたたく反撃能力の運用が可能な段階に入った
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防衛省が長射程ミサイル初配備 自衛隊が反撃能力「保有」段階へ
2026/3/31 10:46 592文字防衛省は31日、有事の際の反撃能力(敵基地攻撃能力)にもなり得る長射程のスタンドオフミサイルを、陸上自衛隊の健軍駐屯地(熊本県)と富士駐屯地(静岡県)に配備した。国産スタンドオフミサイルとして初めての部隊配備で、自衛隊が敵の射程圏外からミサイル発射拠点などをたたく反撃能力を「保有」する段階に入った
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熊本市長「住民に誠実な説明を」 長射程ミサイル、31日に配備
2026/3/9 19:44 786文字防衛省九州防衛局は9日、有事の際の「反撃能力」(敵基地攻撃能力)となる長射程ミサイルを31日に陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市東区)に配備すると発表した。9日未明にはミサイル発射に使う関連機材などを駐屯地に搬入した。2022年末改定の安全保障関連3文書で明記した反撃能力の保有が具体化する。 ◇機材搬入
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長射程ミサイル、31日に配備と発表 熊本・健軍駐屯地
2026/3/9 16:42 178文字有事の際の「反撃能力」(敵基地攻撃能力)となる長射程ミサイルを陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市東区)に配備する計画で、防衛省九州防衛局は9日、ミサイルを31日に配備すると発表した。9日未明に駐屯地へ関連機材を搬入していた。 健軍駐屯地に配備されるのは国産の地上発射型「12式地対艦誘導弾」を改良した「能
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熊本・健軍駐屯地に反撃能力ミサイル機材を搬入 月内にも初の配備
2026/3/9 01:15 765文字有事の際の「反撃能力」(敵基地攻撃能力)となる長射程ミサイルを陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市東区)に配備する計画で、防衛省は9日未明、発射に使う関連機材などを駐屯地へ搬入した。機器メンテナンスや隊員への教育を実施し、月内にも配備する。同じく月内に静岡県の陸自富士駐屯地に配備される予定の「高速滑空弾」
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課題と未来・衆院選2026
有事なら島外避難、牛は家族「捨てて行けない」 台湾近い島に危機感
2026/2/2 17:00 3584文字台湾有事を巡る高市早苗首相の発言を機に日中関係が悪化する中で争われる衆院選。各党が掲げる外交・安全保障政策への関心も高い。台湾に近い沖縄県の島々では、有事の際に住民らを島外に避難させる計画を政府が検討するが、島民からは「避難は、言うほど簡単にはできない」との声が上がる。戦争を防ぎ、国民の命や生活を
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元陸自西部総監・小川氏「防衛努力積み上げを」 反撃弾の熊本初配備
2025/12/28 17:15 1057文字防衛省は2025年度、有事の際の「反撃能力」(敵基地攻撃能力)となる長射程ミサイルを陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市東区)に初めて配備しようとしている。ミサイルは国産の「12式地対艦誘導弾」を改良した「能力向上型」で、射程は約1000キロ。中国東部沿岸や北朝鮮のほぼ全域を射程に収めることになる。健軍駐
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中国念頭のミサイル配備 軍拡競争より「信頼高めるための外交」を
2025/12/28 17:15 1085文字防衛省は2025年度、有事の際の「反撃能力」(敵基地攻撃能力)となる長射程ミサイルを陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市東区)に初めて配備しようとしている。ミサイルは国産の「12式地対艦誘導弾」を改良した「能力向上型」で、射程は約1000キロ。中国東部沿岸や北朝鮮のほぼ全域を射程に収めることになる。健軍駐
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反撃弾の初配備 説明会は「予定なし」 市民の不安に「HPで発信」
2025/12/18 07:00 1932文字有事の際の反撃能力(敵基地攻撃能力)となる長射程ミサイルの陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市)への配備が、年度末に迫る。 防衛省が8月末に配備計画を発表した後、地元では住民説明会の開催を求める声が上がるが、防衛省は「現時点で実施する予定はない」とする。 長射程ミサイルの配備は国内で初めてで、しかも健軍駐
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白砂青松の浜に現れたのは 生活圏近くで実戦訓練 防衛省から交付金
2025/12/17 07:00 2568文字ごう音を上げて沖から現れる揚陸艇、パラシュートを広げて上空から砂浜へ降りてくる隊員。自衛隊が自然の浜やグラウンドなど防衛施設以外の場所を使った訓練を頻繁に実施している。 有事を想定した実戦訓練で、防衛省は周辺地域への影響に配慮して訓練場所となった自治体に交付金を支出する制度も2023年度から始めた
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弾薬保管の自衛隊火薬庫、全国で130棟増設へ 有事長期化に備え
2025/12/16 12:00 765文字政府が、自衛隊の弾薬を保管する火薬庫の増設を全国各地で進めている。火薬庫は全国に約1400棟あるが、2027年度までに約70棟、32年度までにさらに約60棟を増設する目標を掲げる。 政府はその狙いを、有事が長期化した場合でも戦いを継続できる「継戦能力」を充実させるためだとする。 ロシアによるウクラ
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「人より獣の方が多い」 弾薬保管計画が浮上した鹿児島の町の事情
2025/12/16 07:01 1809文字うっそうとした山道を歩いていると、不意に「ブヒ、ブヒ」という低い鳴き声が聞こえてきた。 驚いて、声の方向を見ると、やぶの中で数頭のイノシシが私をにらんでいた。しきりに地面を蹴り、威嚇している。足早に車へと引き返した。 鹿児島県さつま町にある標高654メートルの中岳。防衛省が、弾薬などを保管する自衛
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人口流出の歯止めに? 山あいの町が歓迎する自衛隊の弾薬保管計画
2025/12/16 07:00 2537文字緑豊かな竹林があり、温泉が湧き、初夏には蛍が舞う。のどかな風景が広がる鹿児島県の山あいの町で、自衛隊の弾薬を保管する火薬庫の建設計画が進んでいる。 ウクライナ戦争のような長期戦が起きた場合に備え、十分な弾薬の確保と火薬庫の増設を目指す政府の「防衛力強化策」の一環だ。 自衛隊施設がない町に白羽の矢が
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「反撃能力」ミサイル配備中止求め集会 熊本の商店街に1200人
2025/11/9 19:38 834文字有事の際の「反撃能力」(敵基地攻撃能力)となる長射程ミサイルを熊本市東区の陸上自衛隊健軍駐屯地に最初に配備する計画を巡り、配備の中止を求める集会が9日、駐屯地近くの健軍商店街であった。主催者発表で約1200人が参加し、8月に防衛省が健軍駐屯地への配備を発表した後、最大規模の反対集会となった。アーケ
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「町民は黙っていない」 宮崎・自衛隊最新鋭機配備でなぜ騒音激化?
2025/11/4 09:00 1862文字宮崎県新富町の航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地に配備された最新鋭ステルス戦闘機F35Bを巡り、騒音被害の悪化に対する住民の不安が消えない。 防衛省は当初の説明を変更して騒音が大きい垂直着陸訓練も新田原基地で実施する方針で、地元の反発を受けて夜間訓練の回数を一部減らすなどの「負担軽減策」を示した
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陸自佐賀駐屯地のオスプレイ、初の夜間飛行訓練 2時間強飛行
2025/9/30 06:30 610文字陸上自衛隊佐賀駐屯地(佐賀市)は29日、輸送機V22オスプレイの配備後初となる夜間飛行訓練を実施した。1機が午後6時過ぎの日没から2時間強にわたり、離着陸や有明海上での飛行を繰り返した。 訓練は日没直後の午後6時10分ごろ、オスプレイ1機が隣接する佐賀空港の滑走路を離陸。午後7時ごろに一旦、駐屯地
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