特集
毎日映画コンクール
国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「毎日映画コンクール」のニュースをまとめています。
-
毎日映コン音楽賞 原摩利彦「国宝」喜久雄に忍ばせた不気味な音色
2026/3/2 19:00 3136文字「やりきりました。『国宝』は全く悔いがないんです」と充実した表情で語った。毎日映画コンクール・音楽賞初受賞の原摩利彦。作品に寄り添い、人物の内面を的確に音楽で表現した。 李相日監督とは「流浪の月」(2022年)に続いて2作目。「監督の顔色をうかがうような考えが少しでも浮かんだらダメ。コミュニケーシ
-
毎日映コン・脚本賞 奥寺佐渡子 「喜久雄の人生を描き切る」
2026/2/22 22:00 2189文字脚本は映画の設計図。監督はじめスタッフも俳優も、ここを起点に物語を作り上げる。吉田修一の大長編小説「国宝」を大胆かつダイナミックに脚色して、第80回毎日映画コンクール脚本賞を受賞した奥寺佐渡子は、「新しい挑戦が多かった」と振り返った。 ◇「本当にできるのか」 李相日監督とは20年ほど前から面識はあ
-
毎日映コン・ファン賞「おいしくて泣くとき」長尾謙杜と當真あみ「一目で、大丈夫と確信」
2026/2/21 22:00 1629文字毎日映コンの中で唯一、映画ファンの投票で選ばれるのがTSUTAYA DISCAS映画ファン賞。受賞作「おいしくて泣くとき」は、大ブレーク中の長尾謙杜と當真あみが共演した。「演技よりも心を見せたい」と言う横尾初喜監督。撮影中の2人を「心のキャッチボールをしていた」と振り返った。 ◇心也と夕花そのまま
-
毎日映画コンクール
毎日映コン録音賞 白取貢「国宝」「没入感の半分は音の成果」
2026/2/20 21:36 2435文字実に4度目の、毎日映コン録音賞。第58回(「ホテル・ハイビスカス」「ゲロッパ!」)、第61回(「フラガール」「ゆれる」)、第71回(「聖の青春」)、そして今回の「国宝」。橋本文雄、西崎英雄ら録音技師のレジェンドに迫る快挙だ。「すごい光栄です。毎日映コンは特にうれしい」 ◇李相日監督は「愚直で真摯」
-
毎日映コン美術賞 種田陽平「国宝」「細部の手を抜いたらダメ」
2026/2/17 22:00 3291文字日本映画界を代表する美術監督の一人、種田陽平。下山奈緒とともに手がけた「国宝」で、美術賞を受賞した。種田の毎日映コン・美術賞は第61回(「THE 有頂天ホテル」「フラガール」)、第64回(「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」、矢内京子と共同受賞)に続いて3度目だ。 「日本映画史的にも、スタッフの賞とし
-
-
毎日映コン撮影賞 ソフィアン・エル・ファニ 感情写す極意は「俳優との合体」
2026/2/15 22:00 2477文字毎日映コン史上、外国人撮影監督の撮影賞は、クリストファー・ドイル(第74回、「ある船頭の話」)以来、2人目。ソフィアン・エル・ファニは「アデル、ブルーは熱い色」など世界的に活躍し、日本の映画史にも名前を刻んだ。「歴代の受賞者に名前が連なるのは光栄」と喜んだ。 ◇映画の情熱を共有している Apple
-
毎日映コン贈呈式 「国宝」チーム、「敵」スタッフ大集合! 喜びの声
2026/2/12 12:00 2624文字第80回毎日映画コンクールの贈呈式が10日、東京・めぐろパーシモンホールで行われた。日本映画大賞の「敵」の吉田大八監督は「みんなと喜びたい」と17人のスタッフと登壇した。7冠の「国宝」は、主演俳優賞の吉沢亮、李相日監督らが口々に「チームの力の結集」を強調。映画が多くの才能と努力によって作られる総合
-
第80回毎日映画コンクール
日本の「宝」勢ぞろい 毎日映画コン贈呈式
2026/2/11 02:02 358文字第80回毎日映画コンクール贈呈式が10日、東京・めぐろパーシモンホールで行われた。日本映画大賞「敵」の吉田大八監督、計7冠の「国宝」から主演俳優賞の吉沢亮さん、李相日監督ら、2025年の日本映画の顔が勢ぞろいした。(社会面に関連記事) 贈呈式では、吉田監督が「スタッフみんなで喜びたい」と総勢17人
-
第80回毎日映画コンクール
毎日映画コン・主演俳優賞 吉沢さん 「皆さんのおかげ」感謝
2026/2/11 02:01 769文字「皆さんのおかげで、この場に立てている」。10日、東京都内で行われた第80回毎日映画コンクール贈呈式で、主演俳優賞の吉沢亮さんは同時受賞したスタッフをたたえた。受賞者のあいさつは、映画が多くの力を結集して作られることを改めて示した。 吉沢さんは、主演した「国宝」がスタッフ部門で6賞を独占したことに
-
「たくさん愛していただいた」 吉沢亮さん、毎日映コン贈呈式で感謝
2026/2/10 19:49 811文字「皆さんのおかげで、この場に立てている」。10日、東京都内で行われた第80回毎日映画コンクール贈呈式で、主演俳優賞の吉沢亮さんは同時受賞したスタッフをたたえた。受賞者のあいさつは、映画が多くの力を結集して作られることを改めて示した。 吉沢さんは、主演した「国宝」がスタッフ部門で6賞を独占したことに
-
-
「国宝」の李監督「技量とプライド懸けた作品」 毎日映コンで7冠
2026/2/10 19:02 348文字第80回毎日映画コンクール贈呈式が10日、東京・めぐろパーシモンホールで行われた。日本映画大賞「敵」の吉田大八監督、計7冠の「国宝」から主演俳優賞の吉沢亮さん、李相日監督ら、2025年の日本映画の顔が勢ぞろいした。 贈呈式では、吉田監督が「スタッフみんなで喜びたい」と総勢17人を連れて登壇し、一人
-
毎日映コン・ドキュメンタリー映画賞「よみがえる声」戦争で家族を失った人たちの“恨”が原動力
2026/2/6 22:00 2086文字自身も在日朝鮮人2世の朴壽南監督は、半世紀以上にわたり第二次世界大戦中の在日朝鮮人差別問題に取り組み、書籍やドキュメンタリー映画を発表してきた。娘の麻衣監督と共同で取り組んだ「よみがえる声」は、その間撮りためた未使用の映像素材に壽南監督自身の半生を織り交ぜて、新たに在日差別の歴史に迫った作品だ。
-
第80回毎日映コン・大藤信郎賞 アニメで追求する動き「ぬるっ」「ふにゃ」水尻自子
2026/2/5 22:00 2075文字20年に及ぶアニメ作家の活動を通じて、独特の「動き」を追求してきた。細い線とパステル調の色合いで描かれた絵が、ゆっくりとなめらかに、柔らかく繊細に動く。擬態語で表すなら「ゆるっ」「ふにゃ」「ぬるっ」「ふわっ」「つるっ」といったところか。観客の感覚を刺激する独自の作風を極めた「普通の生活」は、大藤信
-
毎日映コンの顔
/下 李相日/朴壽南、朴麻衣/水尻自子
2026/2/4 13:06 2399文字毎日映画コンクールは、作品と俳優だけでなく映画を幅広く顕彰している。第80回の顔を紹介する3回目は、ドキュメンタリー映画賞、優れたアニメーションに贈られる大藤信郎賞、スタッフ部門を代表して監督賞の受賞者に聞いた。【勝田友巳】 ◆監督賞 李相日 「国宝」 ◇俳優が俳優演じる壁 2025年を代表する一
-
第80回毎日映画コンクール
第80回毎日映画コンクール 人の孤独、浮き彫りに
2026/2/3 02:03 6202文字<MAINICHI FILM AWARDS> 第80回毎日映画コンクールの各賞が決まった。「日本映画大賞」は1次投票により候補を決め、選考委員の討議によって決定する。「外国映画ベストワン賞」は2段階の投票で決まる。俳優、スタッフ両部門の各賞は、1次投票の上位得票者を候補とし、2次投票を実施。俳優部
-
-
林裕太「代表作になりました」 第80回毎日映コン スポニチグランプリ新人賞
2026/2/1 22:00 2515文字「これまでの受賞者に自分の名前が連なるのは、光栄で誇らしい。やってきたことに自信が持てます」と緊張気味に口にした。 スポニチグランプリ新人賞の林裕太。ここ1、2年は映画、ドラマの出演作品が相次ぎ、まさに引っ張りだこの25歳。認知度も急上昇中でさらなる飛躍が期待される旬の俳優の受賞だ。 ◇底辺から闇
-
窪田正孝が込めた沖縄への思い「宝島」 第80回毎日映コン助演俳優賞
2026/1/30 22:00 2320文字アメリカ統治下の沖縄を舞台にした大作「宝島」で、「ある男」(2022年)以来2度目の助演俳優賞(当時は男優助演賞)受賞である。「みんなで作りあげてきた時間がこうした形で報われてうれしい。特に撮影は毎日が濃厚で、沖縄で“丸こげ”になった。ハードなシーンも多く、体力的にも記憶に残る瞬間にあふれていた」
-
日本映画大賞「敵」 「次元が違う自由」のおかげ 吉田大八監督 第80回毎日映コン
2026/1/29 22:00 2894文字「敵」が世に出たのは、吉田大八監督が“弾み”で口にした一言からだった。「桐島、部活やめるってよ」(2012年)で、第67回毎日映画コンクール・日本映画優秀賞、監督賞などを受賞した吉田監督が、作風をガラリと変えた異色作。初の日本映画大賞(第80回毎日映コン)に導いたのは、コロナ禍、原作、プロデューサ
-
吉沢亮「国宝」 「苦しかった、でも報われた」 第80回毎日映コン主演俳優賞
2026/1/28 22:00 2802文字2025年は、「国宝」の吉沢亮の年だった。 ゼロから身につけた歌舞伎の舞台を務めあげ、舞台の上とその裏側で、芸に人生をささげた歌舞伎役者の執念と人間性を深く表現。 第80回毎日映画コンクールでは、選考委員の投票で決まる主演俳優賞で、2位の得票を引き離す圧倒的な支持を得て、単独受賞となった。 「最後
-
毎日映コンの顔
/中 佐藤二朗/窪田正孝/林裕太
2026/1/28 13:13 2340文字第80回毎日映画コンクールの受賞者は、2025年を代表する顔ぶれ。受賞者を紹介する2回目は、助演俳優賞の2人と、スポニチグランプリ新人賞。毎日映コンでは、俳優賞に男女の別をなくしている。(鈴木隆) ◆助演俳優賞 佐藤二朗 「爆弾」 ◇今までにない悪役を 「良い芝居をすればそれでいいと思ってきたが、
-