山本謙三 フォロー 元日銀理事、金融経済イニシアティブ代表 1954年福岡県生まれ。76年東大教養学部を卒業し、日銀入行。企画局参事役、ニューヨーク事務所長、金融機構局長、理事などを歴任し、金融政策や金融システム安定化などを担当する。2012年に退職し、18年までNTTデータ経営研究所会長。現在は自身で設立したコンサルタント会社、オフィス金融経済イニシアティブ代表 (経歴は原則、執筆当時のものです) 「2%物価目標」に固執した日銀とFRBの“大きな過ち” ◇2%物価目標の“罪”(下) 米国の銀行連鎖破綻から始まった金融不安の一因は、2020年夏の米連邦準備制度理事会(FRB)… 負のループ「物価高→急な利上げ→銀行破綻」米国でなぜ ◇2%物価目標の“罪”(上) 3月、米国の地銀シリコンバレー・バンクの経営破綻をきっかけに、金融不安が他の地銀やスイスの有… 日銀保有の巨額株式「1日30億円売却」で解消まで71年 ◇異次元緩和の出口(3) 異次元緩和の「出口」を考える上で、最も悩ましいのは指数連動型上場投資信託(ETF)の処理だ。20… 市場に戻すべき「日銀保有の巨額国債」どうやって ◇異次元緩和の出口(2) 異次元緩和下の日本銀行による国債購入は、すさまじかった。2021年の1年間は購入を抑制したが、そ… 今が好機?「異次元緩和の出口」でも終結は30年後か ◇異次元緩和の出口(1) 昨年12月、米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)は、量的緩和の縮小ペースを速める決定… ETFや国債を大量購入した日銀が「債務超過」に陥る日 ◇金融政策の罪と罰(6) 2020年3月19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日経平均株価は日中1万6358円まで下… 異次元緩和を続ければ必ず来る「円の急落と物価高騰」 ◇金融政策の罪と罰(5) 本年秋、財務省の矢野康治事務次官が月刊誌に寄稿し、与野党こぞってのバラマキ合戦に警鐘を鳴らした。… 「日銀の2%物価目標」真に適切なのか疑問だらけ ◇金融政策の罪と罰(4) 日本銀行は、多くの副作用を伴いながらも、異次元緩和を続けている。物価目標の「前年比2%」がいまだ… 「2%物価目標」このワナから逃れないと“日本沈没” ◇金融政策の罪と罰(3) 日本銀行は物価上昇率の目標2%を掲げ続けている。その達成可能性と、日銀が物価を適切にコントロール… 異次元緩和が日本に与えた「二つの深刻な副作用」 ◇金融政策の罪と罰(2) 異次元緩和の副作用を巡る議論は、高インフレが起きるかどうかに力点が偏りがちだ。「8年半やっても物… 異次元緩和の袋小路「あわよくば2%」に期待する異様 ◇日銀金融政策の罪と罰(1) 岸田政権の発足を受け、日本銀行の金融政策に変化があるかどうかが注目されている。異次元緩和の導…