鈴木浩史 フォロー 三井住友銀行チーフ・為替ストラテジスト 1981年生まれ、神奈川県出身。2004年、慶応義塾大学経済学部卒業後、三井住友銀行入行。13年、一橋大学大学院国際企業戦略研究科修士課程修了。13年~18年、シンガポール駐在。22年から市場営業統括部 調査グループ長、チーフ・為替ストラテジスト。主に為替・金利を中心とした金融市場分析およびマクロ経済分析を担当。 (経歴は原則、執筆当時のものです) 米イラン対立で気になる 日銀スタッフの「ご進講資料」 米国・イスラエルは2月末にイラン攻撃を開始した。これにより海上輸送の要所であるホルムズ海峡が事実上封鎖され、原油価格が急騰… 関税に「待った」をかけた米最高裁 為替はドル安か 米連邦最高裁は2月20日、トランプ大統領が実施した一部の関税措置について効力を認めないとの判断を下した。これはトランプ大統… 市場震わせたNY連銀「レートチェック」とFRB新議長の影響 年初早々、米トランプ政権がベネズエラ大統領を拘束、という国際政治の観点からは激震ともいうべき事件が起こったが、金融市場には… 世界の金融政策は引き締めへ、日銀どうする? 円安進行か 先進国・地域における2025年の金融政策を振り返ると、タイミングに違いこそあれ、日本以外は段階的に金利を引き下げてきた。ユ… 近づくトランプ関税の最高裁判断 政権揺るがすアキレスけん 年初にトランプ政権の第2期が始動して、およそ1年がたつ。政権発足当初から、他国に対する関税賦課を積極的に発表し、関税収入は… 日銀の次の一手は? 高市政権「高圧経済」の行方 自民党総裁選が10月4日に行われ、高市早苗氏が総裁に選出された。その後、26年にわたり続いてきた自公連立が崩壊。自民党と日… 「100年かけて」日銀がETFを売却する真意 筆者にとって、2025年9月の日本銀行の金融政策決定における発表は、今年に入ってからの金融政策決定では最大のサプライズとな… 米FRB「平均インフレ目標を放棄」為替市場への影響は? 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は8月22日、カンザスシティー連銀が毎年開催している経済シンポジウムのジャクソ… 忍び寄る自然利子率の上昇「日銀の利上げ見送りは合理的か」 日銀は7月30日、31日に開いた金融政策決定会合で政策金利を現行の0.5%程度に据え置くことを決めた。会合後の記者会見で、… 次の米FRB議長候補に浮上「ケビン・ウォーシュ氏とは?」 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は2026年5月に任期が満了する。利下げに消極的なパウエル議長に批判的なトラン… インフレという「ほえる犬」戦略見直し迫られる米FRB 米連邦準備制度理事会(FRB)は、「ほえる犬」に対応した新しい戦略の見直しを迫られている。ここで「犬」が「ほえる」というの… トランプ関税でドル崩壊?「経常収支の不均衡」を読み解く トランプ米政権は4月にほぼ全ての国を対象とした「相互関税」を含めた一連の通商政策を行ったことで、為替市場ではドル安が進行し… トランプ政権「ドル安と関税」繰り返される議論 トランプ米大統領は、4月2日を「米国解放の日」と位置づけ、「相互関税」を発表した。発表によれば、米国への全輸出国に「一律関… 新興国化する日銀“政策反応関数”「コメ高騰と円安で利上げ」 日本銀行は2025年1月に追加利上げに踏み切った。24年12月に利上げが見送られたこともあり、わずか1カ月あまりの間に利上… 米トランプ政権「日米プラザ合意2.0で大幅円高も」 第2期となる米国のトランプ政権が2025年1月20日に発足した。発足から間もなく、トランプ大統領はカナダ、メキシコ、中国な… 米国「トランプ関税・減税」で為替市場はどうなる? 第2期となるトランプ米政権が2025年1月20日に発足するのに合わせ、金融市場参加者の間では関税の引き上げが視野に入ってい… アベノミクスに倣うトランプ新政権「米版3本の矢」の狙い 第2期となるトランプ政権が2025年1月に発足する。大統領選挙での勝利後に矢継ぎ早に閣僚人事案を発表したトランプ氏だが、財… 米国経済「すでに景気後退入り」を示唆する二つの指標 11月5日の米大統領選挙では、トランプ前大統領が勝利を収めた。また、議会選挙も投開票となり、現在は上下院ともに共和党が過半… 総選挙と米大統領選で為替はどう動く?勝敗シナリオ分析 石破茂新政権の誕生と早々の解散総選挙、そして11月の米国の大統領選挙。日米選挙で為替市場参加者はどう動くのだろうか。その結… 「時が来た」米FRB大幅利下げで大きく円高に動く可能性 米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は8月23日、「政策調整の時が来た」と述べて、次回会合(9月17、… 「日銀の前のめり」リスク現実に? 「円高に警戒」を 本当に「今回こそはこれまでと違う」のかもしれない――。日本銀行は7月31日に開かれた金融政策決定会合で、政策金利を0.25… 米インフレを巡る「最後の1マイル」ドル高が続くワケ 米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は7月2日、インフレ(物価上昇)が鈍化しているとの認識を示しつつ、… リスクシナリオ「日銀の前のめり」年末に想定超え円高も 日銀の内田真一副総裁は5月27日に日銀本店で開かれた国際会議で「デフレとゼロ金利制約との戦いの終焉(しゅうえん)は視野に入… 「為替介入観測」後でも円安トレンドが継続するワケ 「為替介入は、中長期的に見ると、為替相場のトレンドを変えるものではない」というのが、金融市場でのいわば常識である。筆者もそ… 米FRB「量的引き締め終了」でドル安が進みそうなワケ 金融緩和を続けてきた日本に対して、米国は逆に金融引き締め策をとり、日米間の金利差が拡大し、急速な円安が進んだ。ここに来て米… マイナス金利解除でも「日銀の追加利上げ」が遠のくワケ 日本経済の景気後退入りの可能性が高まってきた中で日銀はマイナス金利解除に踏み切りそうだ。しかし、日銀はマイナス金利解除後も… 日銀が金融正常化へ「GOサイン」でも円安が当面続くワケ ついに、日銀は一歩踏み出した。「(物価安定の目標にむけて)先行きの不確実性はなお高いものの、こうした見通しが実現する確度は…