夏も盛り、若い人にはまた夏休みがやってくる。もうそれほど長い休みをとれない大人たちは、「あー、あのころはおもしろかったなあ」などと井上陽水の「少年時代」を聴きながら思うかもしれない。大人の女性なら、山口百恵の「ひと夏の経験」を思い出して、ちょっとドキドキするだろうか。
こういう夏休みは、冒険の時代でもある。スティーブン・キング原作の映画「スタンド・バイ・ミー」(1986年)は、少年たちの忘れられないひと夏の冒険を描いた名作だ。舞台は50年代の太平洋岸のオレゴン州、4人の少年が死体探しの旅に出る。この旅を終えれば、大人になれるとでもいうように鉄路に沿って歩いていくシーンが印象的だった。
不安はいっぱいだが、仲間がいるからできる。若いころの友だちっていいなと思わせるなかで、スクリーンで主題歌として流れるのが、60年代にヒットしたベン・E・キングの歌う「スタンド・バイ・ミー」だ。
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