なんとなく毎日が過ぎていく、それも結構速く過ぎていく。なんだろうなと意味もなく、時の移ろいに、夕焼けを見るような寂しさを感じることはないだろうか。
春が来て桜が咲き、世の中新たな旅立ちだなどと明るく前向きな話であふれていると、なおさらそんな気分になり、ちょっと暗く静かなムードに浸ってみたくもなる。
こんなとき聴きたい歌といえば、「あれから何年たったのかしら」とか「時の過ぎゆくままに」といった、歌詞が印象的でさらりとしたメロディーだろう。
ひさしぶりに浅川マキのアルバムを聴いていて、そんな歌に出合った。「こんな風に過ぎて行くのなら」という、ユニークなタイトルの作品だ。オリジナル発表は1972年だから、もう45年も前になる。
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