ボリビア・ラパス編(2)
富士山頂よりも標高の高い、世界最高所の首都、ボリビアのラパス(憲法上の首都はスクレ)。普通なら市街地にはなりえない急斜面に暮らしが息づく。この空気の薄い町を1日歩き回って実感した「世界一難儀な地形に広がる大都市」のリポートの第2回。
市街地の散歩イコール登山の町
都心に入って空港バスを降り、まずは宿に荷物を置こうと歩き始めたが、平地とはどうにも勝手が違ってはかどらない。ただでさえ傾斜がきついのに、空気が薄くて酸素が足に行き渡らないものだから、一歩一歩ふらつきながら踏みしめるしかない。せいぜい500メートルの距離を、20分以上かけてようやく宿にたどり着く。
やれやれ、ここに住めば毎日が高地トレーニングの登山のようなものだ。逆に地元民が下界に下りるとどんな体調になるのだろうか。
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