第三章 世界を見据えて
世界進出と株式上場(二)
稲盛はサンディエゴ工場再建のため、日本から長谷川桂祐(けいすけ)(後の専務)ら五名をマネージャーとして派遣していた。
彼らは午前六時から真夜中まで休みなしに働いたが、それでも黒字にならない。意思の疎通も思うに任せない中、ストレスは極限に達している。稲盛が行くたび、コンパの席でぼろぼろ泣いた。
(こんなに苦労かけるなら、いっそ連れて帰ろうか…)
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