東芝問題リポート フォロー

利益の9割を稼ぐ子会社売却で東芝の収益の行方は?

経済プレミア編集部
東芝会長に就任後、初めて記者会見に登場した車谷暢昭氏(右)=東芝本社で2018年5月15日、今沢真撮影
東芝会長に就任後、初めて記者会見に登場した車谷暢昭氏(右)=東芝本社で2018年5月15日、今沢真撮影

半導体メモリー売却決着(2)

 東芝は6月1日付で半導体メモリー子会社、東芝メモリを売却する。利益の9割近くを稼いでいた半導体メモリーを売却した後、東芝はどんな会社になるのだろうか。

営業利益率1.9%と低水準

 東芝は5月15日、2019年3月期の業績予想を公表した。メモリー子会社売却を想定して1年間の業績を予想したものだ。売上高は3兆6000億円、営業利益は700億円を見込む。売上高営業利益率(売上高に占める営業利益の比率)は1.9%にとどまっている。

 不正会計が発覚する前の15年3月期は売上高6兆6000億円、営業利益約1700億円で、利益率は2.5%だった。もともと東芝の利益率は高くなかったが、一段と減少している。

この記事は有料記事です。

残り1263文字(全文1575文字)