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「四半期営業利益わずか7億円!?」東芝苦しい決算続く

経済プレミア編集部
東芝の2018年4~6月期連結決算会見=2018年8月8日、今沢真撮影
東芝の2018年4~6月期連結決算会見=2018年8月8日、今沢真撮影

 東芝は8月8日、2018年4~6月期連結決算を発表した。半導体メモリー事業の売却が完了し、売却益が上乗せされたことから最終(当期)利益は過去最高の1兆167億円となった。その半面、営業利益はわずか7億円で、前年同期比94.5%減という低水準だった。

 売上高は8423億円で、売上高に占める営業利益の割合である「売上高営業利益率」は0.08%というほぼゼロに等しい水準。利益の9割以上を稼いできた半導体メモリー事業の売却で、利益の大幅な落ち込みが予想されていたが、最初の四半期決算で営業損益が赤字すれすれという厳しい現実が浮き彫りになった。

 年度の営業利益700億円という5月に発表した業績予想は据え置いた。「3カ月で7億円」の実績と比べると、「年度で700億円」はかなり高いハードルに見える。年度売上高は3兆6000億円を見込んでおり、売上高営業利益率は2%弱を見込む。業績予想が達成されたとしても、同業他社に比べるとかなり見劣りする水準だ。

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