株主総会をテーマとした判決(1)
取締役会(会社側)と大株主が対立し、株主総会に向け委任状獲得合戦となることがあります。このとき、議決権行使をした株主に会社側がクオカードを贈呈した事例がありました。大株主が「会社の資産を使って株主を買収したのではないか」と訴え、裁判になりました。
機器メーカー、モリテックス(東証1部上場)が、2007年6月に開いた株主総会でのことです。株式を11.31%保有する筆頭株主の機器メーカー、IDEC(同)が、株式を8.29%保有する別の株主と共同して、取締役・監査役選任議案について株主提案を行い、会社側(取締役会)と真っ向から対立しました。
会社側は、議決権行使をした株主全員に、会社提案と株主提案のどちらに賛成してもクオカード500円分を贈ることにしました。クオカード贈呈は初めてでした。
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