東京都在住のY子さん(80)は、23区内の大通りから少し入った場所に1100平方メートルの土地を叔母(94)と「2分の1の共有」で所有している。以前から土地を有効活用したいと考えているが、叔母が乗り気ではないため、何もできないまま、とりあえず駐車場として運用してきた。
有利な値段で売れるはずが
先日、不動産業者から、この土地を買い取りたいという話があった。この不動産業者は、大通りに面した土地を購入しており、それに隣接する土地に目をつけた。「一体で開発するため、ぜひ売却してほしい」という趣旨だ。不動産業者はすでに叔母に打診したが「売却には後ろ向きの感触だった」という。
この買い取り話は、Y子さんにとって、まさに渡りに船だ。この機会を逃してはなるまいと、さっそく叔母の元を訪れた。大通りの土地と一体で開発されるようなら、売買金額もよくなるだろうから、このタイミングで一緒に売却をしないかと、叔母に持ちかけた。
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