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「給料激減」62歳パートに振り込まれた3万円の給付金

井寄奈美・特定社会保険労務士
 
 

 A子さん(62)は従業員数約400人のクリーニング会社の工場でパート勤務をしています。会社はコロナ禍で売り上げが落ち込んでいます。A子さんらパート従業員も勤務時間が短くなって給料が減り、困っています。

残業や休日出勤がなくなる

 会社の売り上げが落ちた原因は、在宅勤務が増えてワイシャツやスーツの取り扱いが減り、旅行を含む外出自粛で「お出かけ着」に対するニーズも減ったことです。会社はこの状況が当分の間続くととらえています。

 A子さんは、50歳から同社の工場で1年契約のパートとして働いています。当初は1日7時間で週5日勤務の契約でしたが、繁忙期には残業や休日出勤もしてきました。

 ところが昨年の春以降は残業や休日出勤がまったくなくなり、6月以降は月3~4日程度、パート従業員が交代で休業するようになりました。昨年11月の契約更新時には、1日6時間で週4日勤務となりました。時給は変わりませんが、コロナ禍前と比べて給料が大きく減っています。

 A子さんは夫と2人暮らしです。夫は定年退職しており、生活のためにお金が必要です。少しでも長く働きたいと考えていますが、会社の状況から無理を言うこともできず、今から別の仕事を探すのも難しいと感じています。

振り込まれた給付金

 コロナ禍の影響で給料が減った高齢のパート…

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