走ってみたトヨタ86とスバルBRZ(1)
トヨタ自動車とSUBARU(スバル)が共同開発した新型スポーツカー「トヨタGR86(ハチロク)」と「スバルBRZ」のプロトタイプ(発売前の最終試作車)に千葉県の「袖ケ浦フォレストレースウェイ」で試乗した。初代と比べ「トヨタとスバルで走りの味を大きく変えた」という2台を乗り比べてみると、想像を超える発見があった。
トヨタ86は1980年代にヒットした「カローラレビン」「スプリンタートレノ」(通称ハチロク)の後継モデルとして、2012年に姉妹車のスバルBRZとともに登場。両社は2021年4月、2代目となる新型を発表した。
スバルは新型BRZを「今夏発売」、トヨタは新型GR86を「今秋発売」とだけアナウンスしており、自動車メディアには北米で先行発表された新型BRZの試乗リポートがわずかに載っている程度だ。
今回は両社がメディア向けに開いた試乗会に参加した。注目の新型2台を乗り比べることができるだけに、「走りの違いとは何か。サーキットを走らせたら、どちらが速いのか」など期待感が高まった。
路面に吸い付くようなBRZの安定感
試乗会場となった袖ケ浦フォレストレースウェイは1周2436メートルの中規模なサーキットで、日本自動車連盟(JAF)の公認レーシングコースとなっている。スポーツカーの性能を引き出し、安全に楽しむには、歩行者や対向車のいないサーキットが一番だ。
筆者は愛車のスバルインプレッサWRX-STIで何度もこのサーキットを走っている。最終コーナーを抜けたホームストレート(直線区間)では3速全開から4速にシフトアップし、一瞬で時速160キロに達したところで…
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