タピオカと聞くと、もはや「懐かしい」とさえ感じる人もいるでしょう。ブームが始まったのは2018年ごろから。「タピる」「タピ活」といった流行語も生み、翌19年はまさに「タピオカイヤー」と言える1年でした。東京・原宿などのタピオカドリンク店に行列ができている様子は大手メディアもこぞって取り上げ、ブームを増幅させていきました。
ところが20年に入ると退潮の兆しが見え始めます。いったい何が分岐点となったのでしょうか。今回からは現代消費ブームの興亡に注目していきます。
20年前半はタピオカ関連企業が増えたが……
東京商工リサーチによると、タピオカ関連事業を行う会社は19年春ごろから急増し、同年8月時点で60社ありました。それが20年3月には112社まで増えています。
52社の増加ですからブームはまだ続いているように見えますが、このうち半数近い24社は新設の法人。新規に参入した会社の本業を見ていくと、「パンケーキカフェ」「助成金コンサルティング」「売電事業」などさまざまでした。
意地悪な言い方をすれば、本業とは別にタピオカブームにあやかる形で、副業的に店舗展開をする会社も増えていたということで…
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