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コロナ下の「鉄道混雑率」トップ3は意外な路線

土屋武之・鉄道ライター
日暮里・舎人ライナー
日暮里・舎人ライナー

 国土交通省が7月22日、2021年度の鉄道混雑率を発表した。ここで言う混雑率とは、各鉄道路線の混雑区間の利用客数(最混雑時間帯1時間)を輸送力で割ったもの。輸送力はその路線が1時間で運べる人数(定員)のことだ。輸送力1000人のところへ2000人の利用があれば、混雑率は200%となる。

 コロナ禍前の19年度、東京圏の平均混雑率は163%だった。これに対し20年度は107%、21年度は108%となっている。19年度に混雑率ワースト1の199%を記録した東京メトロ東西線(木場→門前仲町)も、21年度は128%だ。同様に大阪圏も126%から104%、名古屋圏も132%から110%と大幅に低くなっている。

 毎年恒例の調査だが、かつて都市圏で通勤地獄などと言われた混雑状況は、コロナ禍以降の20年度から軒並み緩和傾向にある。「朝夕の電車がすいて楽になった」というのは利用客の共通認識だろう。

混雑路線トップ3は

 コロナ禍以降、混雑率調査では意外な路線が上位に名を連ねることも話題になる。コロナ禍前の19年度は東京メトロ東西線、JR横須賀線、JR総武線各駅停車などが上位だった。

 21年度に最も混雑率が高かったのは、東京都交通局が運営する新交通システム、日暮里・舎人ライ…

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鉄道ライター

1965年、大阪府豊中市生まれ。大阪大学で演劇学を専攻し、劇作家・評論家の山崎正和氏に師事。出版社勤務を経て97年に独立し、ライターに。2004年頃から鉄道を専門とし、雑誌「鉄道ジャーナル」のメイン記事などを担当した。東日本大震災で被災した鉄道路線の取材を精力的に行うほか、現在もさまざまな媒体に寄稿している。主な著書に「ここがすごい!東京メトロ」(交通新聞社)、「きっぷのルール ハンドブック」(実業之日本社)など。