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夫逮捕の日に「ドルガバ」三浦瑠麗さんがまとう戦闘服

山田道子・元サンデー毎日編集長
三浦清志容疑者の逮捕を伝える毎日新聞3月7日夕刊社会面
三浦清志容疑者の逮捕を伝える毎日新聞3月7日夕刊社会面

 容疑者が有名人の夫でなければこんな大きな扱いにならないのでは? 「容疑者は『〇〇〇〇さんの夫』」と出てくるようになったのは女性の社会進出の証し?とかいろいろ考えてしまった。

 太陽光発電事業に絡み取引先から預かった4億2000万円を着服したとして、コンサルティング会社「トライベイキャピタル」代表の三浦清志容疑者が逮捕された件だ。言うまでもなく三浦容疑者は、国際政治学者の三浦瑠麗さんの夫。

 三浦さんは1月、同社が家宅捜索を受けたことが報じられた際、「夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ない」と表明。以降、テレビからは姿を消した。

 メディアは三浦さんで過熱した。「一切知り得ない」は本当かという“本筋”にとどまらない。家宅捜索後の2月上旬、夫ではない男性と飲食店やホテルのバーで過ごしたことを「脳天気な“魔性生活”」と伝えられた(「女性自身」3月7日配信)。

 NEWSポストセブン(3月7日配信)は「夫の逮捕直後、60万円コーデ」とファッションに目をつけた。「逮捕された当日。オフィスから出てきた彼女は、記者たちに囲まれ、なぜか満面の笑みを浮かべていた。お気に入りのブランド『ドルチェ&ガッバーナ』で固めた華やかなコーディネートだ」と。

強烈な「マウント」

 毎日新聞記者時代、三浦さんに一回だけ、会ったことがある。メディア評の寄稿を依頼するためだ。強烈に印象に残っているのが、ファッションだった。明らかに高級と分かる花柄のワンピースに10センチ近いピンヒール。一方的にマウントを感じ、もう少しいい服を着てくればよかったと悔いたほどだ。

 以来、三浦さんのファッションが気になった。安倍晋三元首相の国葬の際にまとっていた、胸元がシースルーのハイブランドのワンピース。黒だがいわゆる喪服では決してないとみた。お悔やみより「私を見て」が伝わったのだろう。ネット上で物議をかもした。そんな三浦さん、夫逮捕の日の「ドルガバ」には、痛々しさを感じた。

 三浦さんは著書「孤独の意味も、女であることの味わいも…

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元サンデー毎日編集長

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞社入社。社会部、政治部、川崎支局長などを経て、2008年に総合週刊誌では日本で最も歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長、紙面審査委員。19年9月退社。