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ドコモ「dポイント」アマゾンと提携強化で何が変わる?

石野純也・ケータイジャーナリスト
ドコモとアマゾンジャパンが提携関係を強化。写真はドコモの井伊基之社長(左)とアマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長=記事中の写真はすべて筆者提供
ドコモとアマゾンジャパンが提携関係を強化。写真はドコモの井伊基之社長(左)とアマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長=記事中の写真はすべて筆者提供

 ドコモがアマゾンジャパンとの提携を強化し、「dポイント」の利用やポイント還元で新たな仕組みを導入した。

 アマゾンでの買い物額に応じてdポイントがたまるというものだが、利用者はドコモとアマゾン、双方のアカウントを連携させておくだけでよい。ドコモの回線を契約していない人も、dアカウント(無料)を取得すれば利用できる。

5000円以上の買い物が条件

 これまでもアマゾンでは、ドコモの回線契約者が「d払い」を利用した場合など、dポイントの還元を受けられる方法はあった。

 だが今後はアカウント連携さえしていれば、一般のクレジットカードなどの決済でもdポイントがつく。回線契約の有無も支払い手段も関係なく、アマゾンで買い物をすればdポイントがもらえるようになったということだ。

 還元率は1%で、1回5000円以上の買い物が条件となる。ただし1回100ポイントまでの付与となるため、1万円の買い物で上限に達してしまう。

 一方、買い物の回数には制限がなく、アマゾンを頻繁に利用する人ほどポイントをためることが可能だ。

d払いの還元率もアップ

 これに加え、ドコモの回線契約者がアマゾンでd払い決済をすると、0.5%のポイント還元も受けられる。

 さらに料金プランが「eximo(エクシモ)」「ahamo(アハモ)」「ギガホ」の人は、ドコモを通じてアマゾンプライム(会員制サービス)に登録していると、d払い時の還元率が1%アップする(月100ポイントまで)。

 また、60歳以上のドコモユーザーは料金プランに関係なく、アマゾンプライムに登録(ドコモ経由)しているだけで、d払い時の還元率がさらに1%上乗せされる(月100ポイントまで)。

 ここまでですべての条件を満たせば、還元率は合計3.5%だ。

EC分野に弱点

 ドコモの狙いは、dポイントを通じた経済圏の拡大にある。

 楽天モバイルはグループ内に楽天市場がある。ソフトバンクも傘下のLINEヤフーがヤフーショッピングを運営する。ドコモにもdショッピングなどがあるが、規模や知名度で差があり、EC(…

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ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。